カクカク・シカジカ 居合修練日誌

巻柏

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Apr 20, 2008

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Tuesday, May 06, 2008

えんじ色の下緒で落ち着く。

◯22回目の稽古 5月6日(火)T先生宅道場で稽古 PM3:00〜4:30

Y先生に預けてあった刀の下緒の繕いを済ませてくださっていた。
今日は刀礼時に扱いやすいように再度Y先生に下緒を縫っていただいた刀で稽古できた。
結局、前の紫の下緒より地味なえんじ色に落ち着いたが、渋くて気に入っている。

ささやかだけどY先生に自分の描いた『蓮坊』のハガキサイズの絵をプレゼントした。
「開き始めた蕾の上の赤ん坊の絵なんです。」と注釈を入れてみたら思いのほか喜んでいただけた。



●基礎練習メニュー。
左手で鯉口をつかんで鞘引きしながら左手の肘上にあてながら右手に持った刀を抜きつけるように振る。
足を大きく逆ハの字に開いて振りかぶりへそ前に水平に振り下ろす素振り。
すり足で前後に移動しながらの素振りで胸の位置まで振り下ろすタイプと足を交互に移動させながらへそ前まで振り下ろすタイプ。

●もくもくと6月の級試験のために選んでいただいた五本の型の練習をする。
六本目「諸手突き」
前回同様あごまで抜き打ちする高さ角度を細かく意識した稽古を行う。
まず前方の敵の左目上から35度下方にあごまで抜き打ちする。
その後の突きは左手を柄に添えた後、はじめて角度を水月の位置にさげて突く。
水月にスッと入るように切っ先を押さえるように突くこと。


休憩時、「剣客商売」のDVDの話題で少々盛り上がる。
キャラクターたちの立場、価値観の違いがドラマ展開にリアリティをもって交錯してきて、ただのチャンバラ時代劇ではない渋い味わいがある。
K氏から光文社新書「名刀その由来と伝説」をお借りすることに。

K氏と自分の稽古後、美容師の仕事をされているTさんが稽古をはじめた。
途中武道館での大会でもご一緒したIご夫妻がお見えになる。
気心の知れたお弟子さんたちが集まり、これから皆さんで楽しいイベントがあるご様子だった。
自分は仕事がまだまだ詰まっている身でもあったので、手前の間合いでおいとまさせていただくことに。
T先生、Y先生、そして皆さんにもご挨拶して帰ろうとする時、「大会のDVD観ましたよ〜」と皆さんに冷やかしていただく。

参りました。。




最近ではPCに向かっての仕事中でも自分の居合刀がすぐさわれる近くに置いておくようになった。
一息つく時に気分転換に刀を手に取ったりしている。
なんだか落ち着くのだ。

6:22 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Saturday, May 03, 2008

記念写真とDVD

◯21回目の稽古 5月3日(土) 錬成館の道場 AM9:00 からAM11:30

東京武道館での演武が撮影されたDVDと皆さんといっしょに写った記念写真をいただく。感謝いたします。。

6月の級審査に向け、制定12本から選んだ5本を引き続き稽古する。
今日は休みもいれながら2時間半ほど集中して稽古ができ、久々に大汗をかいた。
自分は汗かきなので、これから暑い季節に突入かと思うと、対策を考えなきゃなと思う。

●四本目「柄当て」の居合腰で右足の立て膝はずっと前方を90度の角度のままで維持させるように指摘を受ける。
後方への突きが明後日の方向になりがち。
鞘引き後からだを真横に向けてからしっかり真後ろへ切っ先を突き出すこと。

●六本目「諸手突き」
あごまで抜き打ちした後の突きは左手を柄に添えた後、はじめて角度を水月の位置にさげて、突くように指摘を受ける。

どうしても上半身がぐらぐら振らつくようだ。
膝の後ろをしっかりのばし下腹も力を入れながら突き出すように。
Y先生から「腰から下をちゃんとつくらなきゃね」と指摘される。
自分は重心も姿勢も無意識に前屈みになりがちなようなので気持ちのけぞりぎみに稽古するように心がけてみようと思う。

Y先生がEさんと自分の型を見ながら「彼もだんだん見栄えのする居合になってきたわよねぇ。」と仰る。 ...素直に嬉しい。

こないだの大会の出店でえんじ色の下緒を購入していた。
2度手間で申し訳ないなあと思いつつ、下緒をまた扱いやすいように縫っていただけることになり、Y先生に再度自分の練習刀をあずける。

Kさんから「剣客商売」のDVDを大量に貸していただく。
ありがたいなあ。。観るのが楽しみ。

今日は二十代の外国人女性と男性のカップルが見学に来ていた。
女性のほうが積極的で男性はただの付き添いか?!という感じ。





帰って早速大会のDVDを顔から火を噴く想いで観る。

自分は刀を床に打ちつけたのは「一本目」だと思いこんでいたが、実際には「四本目」の後ろを突いた後、正面を真っ向から切り下ろす時だった。
記憶も混乱するほどあがっていたということなのだろうか。。

以前、記憶が嘘をつくという内容の本を読んだことがあったが、あんまり記憶も信用できないものなのだなとさらに実感する。
人は自分の都合のいいように記憶も物語化して捏造するものだという。
自分も意識的にか無意識的にかはおいておいても、しょっちゅう思い込みで行動したり語ったりしているにちがいない。
しかし、コントロールできてるつもりでいながら自分の記憶に自分が振り回されることほどふがいないことはない。
やはり普段の生活の中でも客観性を見失わない工夫というのは必要なことだなとついつい考えてしまう。

この稽古の覚え書きも、自分以外には読んでもきっとおもしろくもないだろうと思いつつ綴っている。
思い込みや幻想ではない身体操作の習得ぐあいの確認というか、もしかしたら自分の記憶を正しつつ、客観性を保つぐらいの役にはたってくれるんじゃないかと期待して綴り続けることにする。

6:02 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Saturday, April 26, 2008

大会

綾瀬の東京武道館までKさんの車で同行させていただく。
お互いの居合をはじめた動機などを語りながらの楽しい時間だった。

午前中は団体戦で午後は個人戦があり、最後に高段の先生方の演武があった。

午前の団体戦で優勝したチームの先鋒の女性の居合が印象に残る。
英信流だと聞きましたが刃を立てたままの納刀も独特のもので、しなやかでするどい美しさを感じる居合だった。

午後最後、達人領域の先生方による演武も、ただただ感心するばかりで、始めて間もない自分の目から見ても気品と強い威力を感じる居合を堪能できました。

居合の粋ともいえるような息吹を感じることのできた一日でありました。


大会目録にはT先生の流派で自分の名前も『夢想神伝流』としてクレジットされていた。
この日の大会に出たT先生の弟子は僕も入れて10人、自分の演武は午後の部がはじまってすぐだった。
新しい道着姿の自分を見てT先生が「カッコいいですね、きまってますね。」と声をかけてくださる。
米国人のJさんも「大会ははじめてですか?リラックスして楽しみましょう♪」と声をかけてくださる。
兄弟弟子の中学生のお嬢さんにも「がんばってくださいね!」とはげましていただく。

たんたんと順番を待ちながら他の自分と同じ無段の方々の演武を観ているうちに、自分の番が来てしまった。


そして、しょっぱなからやらかしてしまう。。

一本目「前」こめかみへの抜きつけの後の立て膝の状態からの振り下ろしで『バーン!!』と会場全体に響き渡るような音で床に刀を打ちつけてしまったのだ。

その後は、胸の内側でなにかが固まってしまって、ぐわわわ〜んとした意識のままで残りの型を消化した。
しかも停止線を間違えたり最後の刀礼も刀を逆に掴んでたり。。。

これじゃ師匠たちにあわせる顔が無いと、演武の終わった後もなかなか客席のT先生がたのところへ戻ることができなかった。

あんまりしょんぼり戻っても仕方ないので「やらかしました。面目もございません。」とすっきり先生方に謝る。
「まあ、最初はこんなもんでしょ。学校で先生やるような人でもあんなにあがるもんなんだって思ったわ!最後の刀礼を間違えた時の顔なんて首かしげてかわいらしい表情だったわよ〜、ビデオ撮ったから観るの楽しみね♪」と、Y先生は笑っていらした。
T先生は「いい勉強しましたね、だから稽古は大事ですね!」と言ってくださる。

「。。はい。」と、ひたすら頭を垂れる自分。

兄弟弟子のEさんも「私もいっぱい失敗したわよ。型を間違えるなんてしょっちゅう。前の大会では演武中に下緒がほどけてね。結び直して続けたわ。」とご自分の失敗のエピソードを聞かせてくださった。

帰りの車の中でも「最初からうまくいくとろくなことは無いですよ、調子にも乗るし。むしろ大失敗をやらかすくらいが丁度いいんですよ。なにくそとその後もはげめるってもんです。」
Kさんも今日は勝ち進めなくてずいぶん悔しかったようだ。
自分のどこが相手より劣っていたのか、あるいは足りなかったのか見極めようとして、判定で自分に勝った相手の演武をその後も追いかけて観に行ったそうだ。
「居合だけでなくても、強いのはやっぱり場数を踏んだ人ですよ。どんなに才能があって上手な人でもたくさん本番で経験を積んで揉まれた人のゆるぎない底力には絶対かなわないって思いますよ。だから僕らも次の大会に向けて稽古に励みましょ!」
そんなKさんの熱意を感じる話も聞けて元気をいただけた。

家に近づくころ、Y先生からKさんのケータイに連絡が入り、近くでみんなと食事でもと誘っていただく。
Kさんは運転があるのでアルコールは飲めなくて気の毒でしたが、T先生Y先生と弟子の皆さん6人でおいしい沖縄料理をいただきながら会話もはずみました。

よく言われることではありますが、不思議なものです。
会食を共にしたおかげなのか、嬉しいことに仲間意識がさらに強まった気がしました。

6:42 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Friday, April 25, 2008

大会用道着が届く

月刊誌のTOP画の見開きにやっとOKをもらう。
途中保存中のフリーズでデータが飛ぶハプニングがある。
あたま真っ白...になる。
でも気を取り直して昨日の作業の分からやり直す。
しあがりまでのイメージが、作業直後でまだホヤホヤだったので、かなり早く再現できた。
むしろ飛んだデータよりシンプルで色合いも良くなった。
なんとかネットの転送サービスによる納品を終えクライアントからもOKをもらえた。
かなり必死の作業だったが怪我の功名ということにして前向きな解釈に組み直しておこう。

夜8時前ころにやっと先生宅に伺う。
T先生は巨大な外国人のお弟子さん2人に稽古をつけておられる最中で、Y先生は英会話の生徒さんの授業のあと、その教え子さんからタイ式マッサージを受けておられるところだった。時々痛そうなY先生の声が...聞こえてくる。

そんな中、しばらく稽古を見学させてもらう。
2人とも身長190センチくらいで体重も100kgを超えているそうだ。
居合はゆっくりした動きだけれども2人の息づかいがハアハアと苦しそうに聞こえてくる。
しかしさすがにでかいだけあって振りがびゅんびゅん豪快だ。
T先生はもちろんすべて英語で教えていらっしゃるのだけど、やることと指導のツボのようなものはちょっと前に自分も受けて身にも覚えがあるので、なんとなく意味がわかる。
自分のほんの一ヶ月後にはじめられたらしいのでつい最近の自分の居合を見ているようで不思議な気分。

Y先生に新しい大会用の道着を着付けしていただく。
手触りの良い生地で着た感じがさっぱりとしてなんとも気持ちがよい。
袴の長さがちょうどいい感じだ。
けっこう裾をふんでしまいがちなので、練習着もこれくらいに短めにしたいなあとちょっと思った。
ゼッケンの縫いつけと着くずれしないように襟の合わせ目にマジックテープを手早く縫い付けていただいた。
今回の着物のお代はなんとかすぐお支払いすることができた。

いつもはおっかないカンジのするT先生が猫たちと会話しているときのミャアミャア語におどろく。
猫なで声とはこのことだなあとしみじみ思う。
T先生宅では7匹の猫たちが一緒に暮らしている。
この上もうすぐ長毛種のダックスの新入りがやってくるのだという。
かわいらしいまだ目の開いてないワン子の写真を見せていただく。
お弟子さんの1人のお宅でこの春生まれた子犬なんだそうで。。
道場もますます賑やかになりそうです。

「新しい道着の袴は紐が長く特殊な結び方しなきゃいけないので、大会の場で着付けをしてあげるようだわね。」とY先生が言ってくださる。
以前からいけないだろうということだったのに明日はT先生もY先生も会場にいらっしゃると聞いて心強い気持ちになる。

ああ、でもドキドキだよ。

6:37 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Tuesday, April 22, 2008

目付けが全て

◯20回目の稽古 4月22日(火)T先生宅の道場 PM7:30 からPM10:10

大会前最後の稽古。
新入生の最初の課題の講評が長引き学校を出たのがpm6:00頃で遅刻確定だったので遅れても稽古に伺いますとメールを送る。
30分ほど遅れてT先生宅道場に到着する。
Kさんと女性のお弟子さんの3人で稽古。

●まだまだ刃筋が乱れてふにゃふにゃ。ピッと切っ先が止まるのが美しく理想。

●六本目「諸手突き」で後方、前方と方向転換する時の軸足をまず90度にしていたせいで足さばきががくがくしてると指摘される。
方向転換する時の軸足をまわすようにして180度にすること。

夜10時過ぎまでまたお話を伺う。
たくさん先生方の居合を演武している姿の写真を見せていただく。

『武道は全て目付けが肝心』今日の一番印象に残るT先生の言葉。
四方八方全ての気配を感じつつも心乱されず、きょろきょろ挙動不審な目つきや目配りは無しにスッと見据える。
遠山の目付け--目の前を注視しないで遠くの山を見る気持ちの目付け。

新しい居合道着がもしかしたらこの大会に間に合うかもしれないと聞かされる。
それは嬉しい。

2:19 PM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Friday, April 18, 2008

世話ばなし

◯17回目の稽古 4月19日(土)錬成館の道場 AM8:50 からAM11:05

一番乗りで道場に来れたので床掃除も新参者の自分が先に済ますことができた。
いつも後ろめたく思っていたので今日は気持ちよく稽古ができてよかった。

大会までちょうど1週間となった。
今日も5本の繰り返し稽古。

実は、Y先生が下緒を縫っておいてくださった自分の刀を錬成館まで持参するのを忘れられるというハプニングが。(笑
これでは稽古ができないということで、自分の車でY先生といっしょに先生宅までとりにもどった。
その時にも車中でいろいろな世話ばなしをしていただいた。
「お互いに礼」を採用させていただいてることを話すと「学生に言わせたほうがいいわよ」とアドバイスしていただく。
『先生に礼、お互いに礼』と全員にその意識を実感させる効果があるので、毎回担当の学生を変えて言わせるといいということだった。
『先生と学生が最近では仲が良いのが主流だそうで、それはそれで良いことなのかもしれないけど、先生にはやっぱり威厳が無くちゃね!』耳が痛いハナシでもありましたが、大いに参考になるおハナシでした。

Y先生に下緒をたぐりやすいように縫っていただいたおかげで、刀礼の下緒さばきがずいぶんやりやすくなった。
こういうお心遣いは本当にありがたいことだなあとしみじみと感じました。
心より感謝です。

10:30 PM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Tuesday, April 15, 2008

バタンキュウ

◯18回目の稽古 4月15日(火)T先生宅の道場 PM7:10 からPM10:00
気のゆるみからか稽古に10分くらい遅れるようになってきた。
遅れる理由が無い場合以外はちゃんと時間前には着けるよう早めに出発すること。

5本の繰り返し稽古。
かかとにどっしりお尻を落とし過ぎているので初動作がどっこいしょとなっててみっともない。
完全に座らないようにするのがコツだと教わる
居合膝の時にお尻をうちがわに締めながらすわると起き上がる時も座る時もすっと美しくきまるとアドバイスを受ける。

稽古は8時には終わり、その後はKさんといっしょに10時ころまでT先生ご夫妻から楽しく貴重なお話しを伺いながら過ごす。
戦前の武術が戦後GHQによる廃絶の危機から武道として復興できたエピソードや、その立役者となられた先生方との交流の話しなど、T先生が日本にやってきてから武道と取り組んできた40年以上の歴史のお話しは興味深いものばかりだった。
Y先生もまるで「ラストサムライ」の小雪のように思えてくる。
実際、Y先生はかなり「ラストサムライ」のトムクルーズの演技を褒められていた。

新しい着物のための寸法をはかっていただく。大会などの時の晴れ着になる予定。
体格のいい外国人のお弟子さんといっしょに注文することになった。
刀の下緒を扱いやすいように縫ってくださるということで自分の刀をあずける。

家に帰るとバタンキュウだった。

この日は描く仕事の徹夜明けで新入生の授業初日だったのでハイでした。
なんとか自分の一所懸命ぐあいが伝わったようで新入生にもそれなりに受けが良かった気がする。
授業の始業時と終業時に「起立と礼」をやることをこの新入生からはじめたのだが、T先生の道場での挨拶で『お互いに礼!』という言葉が気に入っていたので早速まねさせていただいた。

へとへとになって人間やめたくなる瞬間もありホントこの歳にはきつい1日だったけど、稽古もできたし、いろいろ先生方ともうちとけてお話しもしていただけてよい1日でした。

5:22 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Saturday, April 12, 2008

あと2週間

◯17回目の稽古 4月12日(土)錬成館の道場 AM9:05 からAM11:45

大会用のゼッケンを稽古着に縫いつけていった。
今日も自分を入れて弟子4人で稽古。
大会まであと2週間となった。



以下、大会で自分が演武する五本の型の要義と現時点で注意して稽古すべきことの覚え書き。

●一本目「前」
対座している敵の殺気を感じ、機先を制してこめかみに抜きつけ、さらに真っ向から切り下ろして勝つ。

腰をあげながらの鞘引き、鞘離れ寸前に刃を水平にし、腰を伸ばして右足を踏み込む。と、同時に敵のこめかみめがけて抜き付ける。
この右足の踏み込みに「どん!」と音がするほど力を入れ過ぎてしまい、それでは抜き付けの刃の勢いが鈍ると注意される。
さらに、あせりからなのか、つなぎの動作がせこせこしがち。
一呼吸おいてから次の動作につなぐようにと指導を受ける。
血振りで振り下ろした切っ先がふにゃりと上方にそるクセがある。
切っ先に意識をおいて柄は小指からしっかり締めるように握ること。
はじめの型は特に肝心なので少しでも納得のいく型にしたい。

●四本目「柄当て」
前後にすわっている二人の敵の殺気を感じ、まず正面の敵の水月に柄頭を当て、続いて後ろの敵の水月を突き刺し、さらに正面の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。

居合膝の着座から腰を上げ、左足つま先は膝の真後ろに立てて腰を伸ばし、右足を踏み込むと同時に、両手で鞘もろとも刀を前に突き出して柄頭で前面の敵の水月(みぞおち)に激しく当てる。
この水月に柄頭を当てる動作の前に刀をタメの動作のようにして少し引いてしまう癖が出るのを何度も指摘される。
腰を伸ばした後、スッと柄頭が突き出されるように。
鞘を左手で引き、後方に視線を移すと同時に腰付近で鞘とつま先立った左足を直角に返す。引いた鞘から直角に身体を返した瞬間に刀が抜けるようにする。
後方の敵の水月を突く時は鞘の鯉口を持った左手を内がわに絞るようにへそ前に、同時に右肘を伸ばして突き刺すこと。

●五本目「袈裟切り」
前進中、前から敵が刀を振りかぶって切りかかろうとするのを逆袈裟に切り上げ、さらにかえす刀で袈裟に切り下ろして勝つ。

鞘を左手で返しながら抜き付けるこの返しが足りないと指摘される。
しっかり返してない状態の鞘から切り上げるので刃筋が相手の腰じゃなく明後日の方向に外れているので『T先生にいったいどこを斬ってるんですか?!』と突っ込まれる。
鞘をもとにもどしながらかえす刀に左手を添え、しっかり握ってから袈裟に切り下ろす。この動作の流れで刃筋がふにゃふにゃとみだれがち。
右足を引きながら八相の構えで残心を示す時は目の前に倒れた敵に対して。

●六本目「諸手突き」
前進中、前後三人の敵の殺気を感じ、まず正面の敵の右斜め面に抜き打ちし、さらに諸手で水月を突き刺す。つぎに後ろの敵を真っ向から切り下ろす。続いて正面からくる他の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。

右斜め面へはあごまで抜き打ちする。
水月への諸手突きは切っ先を押さえるようにして腰で押し出すようにして突く。
受け流しに頭上への振りかぶりがいつも小さくなるのを指摘されるので特に意識すること。
真っ向から切り下ろす場合は他の型と同様に、両こぶしはへそ前で止め、刀は水平に。

●十二本目「抜き打ち」
前方の敵が、突然、切りかかって来るのを、刀を抜き上げながら後方に退いて敵の刀に空を切らせ、さらに真っ向から切り下ろして勝つ。

足さばきと手の動きの連動に特に注意すること。
左足を後方に引き、右足を左足近くに引き寄せながら刀を素早く頭上に抜き上げると同時に引き下ろした鞘をへそ前にもどしつつ左手を頭上の柄にかけ、間をおくことなく右足を踏み込むと同時に真っ向から切り下ろす。
両こぶしはへそまえで止める。
納刀時、左手で鯉口を腹に押し当て返すように切っ先に誘い込んだら柄をつかんだ右手はむやみに回すような動きをしないでまっすぐ納刀すること。


刀礼の時には下げ緒を正確に摘み定位置におさめること。
いちいち目で確認したり手で探ったりせずにさっと正確な位置でおさまるようにすること。
しっかりイメージしながら稽古を繰り返すこと。


Y先生に演武中の自分の身体が全体的に曲がって見えると指摘される。
これは自分でもなんとなく自覚できる。
写真を撮る時も自分はまっすぐのつもりでもいつも首を傾げたように写ってしまうのだ。
中学校の頃柔道の背負い投げで素直に投げられなかったせいで左肩から落とされ鎖骨を複雑骨折してしまった。
それ以来まっすぐたっているつもりでも左に傾いでしまう癖がついたようなのだ。
どうみえるのか鏡などでしっかり確認しながら意識して直すようにしたい。




仕事のほうも実は正念場となっている。
締め切りを20日前後に予定している幼児向け月刊誌の4色7見開き分はやっとラフ出しが終わったところ。
続けていただいている仕事で3年目に入った医療機器メーカーの季刊誌の表紙絵が25日頃までには仕上げたいがラフもこれから。
春休みだと思ってこの時期に単発で入れてしまった某DS用ゲーム画面の背景画は残る1枚でとりあえずストップしてもらうことに。
そして15日からスタートする専門学校の新学期の授業準備と目の回るような忙しさでパニックを引き起こしかけている。
これも全てゴールデンウイーク前にはケリが着いていなくてはならない。
正直厳しいなあ、学校が春休み中に少しでも仕事を入れようと張り切ったのはいいがクオリティも自分の納得できるレベルで納品できるのだろうか。

もう、こんなキャパオーバーだとはじめからわかるような無理な予定の組み方はしないと肝に命じよう。
ホント以前は締め切り前は当たり前だった徹夜がキツい。
もう若くないんだから、なんとかなるとか甘く考えるのはよそう。

稽古用の体力を温存しながら上手いこと乗り切りたいけど...
居合の大会が26日なのでたぶんヘトヘトなんじゃないだろうか。
ああ、でも好きなこと楽しいことなんだからがんばろ。

10:36 PM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Monday, April 07, 2008

稽古をお休みさせていただく。

仕事で徹夜明けのあと、ネットを使いデータ納品するが先方のリアクションはかんばしくなく...
明日までに向こうの望む結果が出せないと仕事自体が流れる恐れも予感できた。

気がつけば学校以外に3つも仕事が重なっている。新学期が始まる前で準備に時間が取られる時期に突入しているにもかかわらず、どれひとつ見通しが付いていないなんて。
正直しんどくなってきた。やはりキャパオーバーはいけない。

時間の空く春休み期に調子に乗って詰め込み過ぎてしまった。
できると思って安請け合いした自分の見通しの甘さがここに来てまた露顕した。
めげてばかりもいられない。なんとか乗り切るしかない。

そのままこの日は学校の入学式にでかけ、体力的に持たないと判断し、昼過ぎにY先生にメールで居合の稽古をお休みさせていただくと連絡する。

9:19 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment

Saturday, April 05, 2008

稽古後はお花見散歩

◯16回目の稽古 4月5日(土)錬成館の道場 AM9:20 からAM11:30

今日は稽古に来る人数が少なかった。
自分を含めた4人の弟子にT先生とY先生の計6人で広く道場を使わせていただく。


●柄のにぎりかた、特に小指に力を入れて握ること。
引き絞るように切り下ろす。
止めたはずの切っ先がふにゃふにゃと定まらないのも切り下ろした切っ先に意識を置くことでピタリと止まるようになる。

●呼吸も大切。息を止めて斬り下ろしていては切っ先が鈍る。肩にも力が入り過ぎてしまう。
すって〜柄を握りはじめ〜刀を抜いて〜はん!と息を吐きながら斬る!
これができるようにならないとちゃんと斬れないよと注意を受ける。

●お尻も引き締めつつ、下腹をひっこめながらヘソの下に力を込め前へ突き出す。
そう心掛けながらスッと立つと居合腰と言われる形になってくる。...難しい。。

●斬る相手をイメージで想定して演武する。
ほぼ自分と等身大の斬る相手をイメージで創りあげ、演技もしてもらい斬られれば倒れてももらう。すべて頭の中で演出すること。
つまり自分がイメージするとおりの映画で言えば殺陣(たて)のシーンを頭の中で演出しながら演武する。
やっていればちゃんと目の前に戦う相手が見えてくる。
これができるようなれば誰の目にもガラリと居合が良くなって見えるようになるのだそうだ。

●四本目の水月へ柄当ての後に鞘を抜き身体の向きと左足を直角に動かすタイミングのまずさを何度も指摘される。

●十二本目の相手の刀を後方によけながら自分の刀を抜く足さばきと鞘引きのタイミングのまずさも何度も指摘される。


今日も来られていたが外国人夫婦のご主人のほうは軍の将校ということだった。
なるほどなあと思う。とってもフレンドリーなんだけど偉そうな感じである。
途中から来てみんなでする終わりの刀礼もやらずにさっさと着替えを終えていたのにはちょっとびっくりした。
全員正座で師匠の話を聞いている時にも足を投げ出して座っていたり。
さすがにこれにはY先生もせめてあぐらに直すようにと注意をされていた。
あぐらはまあ良いそうだが...新参者の自分はまず正座で間違いないだろうな。。


稽古後はお昼から近所の根川緑道を散歩し、満開の桜並木を満喫しました。
桜が満開の時に散歩をするとこの地域にどんな人たちが住んでいるのか自然にわかるのがおもしろい。
若い夫婦がまだ小さなお子さんをあやしている姿が見られたりできてホッとする。
お年寄りも気軽に声をかけてくる。
昨年は桜が満開の時にはこんな散歩ができなかったので今日は嬉しかったなあ。
やっぱり桜はいいもんだなあと感じました。

5:27 AM - 0 Comments - 0 Kudos - Add Comment


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